男性ファッション誌、アナタはどれが愛読書?

渋谷を歩く若者に送る

Men's egg

10代の若者には非常に親しみのあるファッション雑誌だろう、というよりこの雑誌に出ている読者モデルや専属モデルのほとんどを渋谷、もしくは原宿を闊歩している若者が多いというかなりの偏見を抱いているのですが、間違ってはいないだろう。俗にいう『ギャル男』ファッションという奇抜な格好を好んでいる人たちの愛読書とも言える『Men's egg』をご紹介していこう。

私もこの雑誌を一度だけ購入したことはありますが、一目見て閉じて天国へと配送させました。はいっ、個人的な趣向に合わなかったのでみるのを諦めました。一種の教養という大義名分で包んだ好奇心だけで買ってみましたが、勉強にはなりませんでしたね。その時の雑誌の内容も今とはかなり違っていましたから、現在の誌面と私が購入したときの内容はかなり違っていると思います。

この年代の若者ファッション誌の特徴といえば、とにかく移り変わりが激しいという印象があります。流行の変化という範囲では留まらないような速度で様変わりするその格好を見ていると、何にでも変身する10代の今の子達のことをカメレオンのように思っています。適応能力が高いと考えれば良いんですけど、この手の格好をしている人たちにはあまり良い印象を抱かない人も多いのではないでしょうか?派手な外見をしていると、どうしても内面もかなり豪快な性格をしているのではと思ってしまいます。こういう手合いがまじめな面を垣間見せると女子は弱いといいますが、まぁそんなことはどうでも良いでしょう。

そんなわけで、このMen's eggについて話をしていきましょう。

歴史

Men's eggと言っても、eggといえば何となく関係のある雑誌なんだということも理解できるでしょう。そもそもeggというのは10代の少女達、特にギャル系を愛用している人たちの愛読書であり、必須アイテムだろう。そしてこのeggから多数の人気女性も出るが出身していることもあって、現在まで人気を博している。またeggは90年代中盤に創刊されたことで、当時流行していたコギャルやルーズソックスを始めとした一大ブームを作り出すことになった雑誌でもある。何はともあれeggにしてもMen's eggにしても、創刊してからまだ20年弱くらいしか経っていない非常に新しい雑誌ではあるものの、現在の若者にとっては欠かすことの出来ないバイブルとなっているのも事実です。

さて、Men's eggも雑誌が登場したことによって作り出された言葉がある。今では当然のように使用している『イケメン』や『秋葉系』といった言葉もここから誕生しているということです。あれっ、秋葉系もこの雑誌から誕生しているってどういうこと、ということになりますね。そうですよね、まるでかけ離れた次元で存在している対極的なものでもあります。意外ですよね、世の中意外と調べてみるとこういった予想外の真実が出てくるんですから、面白いです。てっきり秋葉系という言葉はオタクの人たちが好んでいる雑誌から誕生した言葉だと思っていたので、こんな雑誌から誕生していたというのですから、驚きもひとしおです。また同様に、秋葉系ファッションという少し偏見まがいの服装に関しても特集を組んでいたというんですから、興味関心があります。

創刊してからまだ10年ちょっとという雑誌の中でも若い方なのに、こうした流行を生み出しているのですから、年代や人柄を問わずに多くの流行を生み出していたんですね。ただ気になるのは、秋葉系ファッションという格好を特集したときに、一体その秋葉系ファッションというカテゴリに分類される人たちがその特集を読むことがあったのでしょうか。その前にそういった記事が掲載されているなんて誰が予測するでしょう、当時からすれば雑誌の内容とかけ離れていたも関わらずに記事を組んだということはそれなりに注目していた編集者がいた、ということなんでしょうか、ただ個人的にきっと記事を書いた人は偏見を持って行なっていたと思ってしまいます。こうならないためにも、こういうファッションはしないように注意しましょう、的な一種の差別をにおわせるような、そんな感じに取れてしまいます。

中身の傾向

ファッションの傾向としては現在で言うところのお兄系、ギャル男系という格好を中心に特集している。個人的にはほとんどギャル男系と思っているのですが、問題ないでしょう。ここにさらに渋谷系のストリートファッションテイストを取り込んでいるので、普通のギャル男とは違う斬新なファッションを確立しているといえるだろう。

元々はアメリカンカジュアルを重視した内容となっていたが、上述のようなファッションテイストを紹介するようになったことで、誌面に登場する人たちも個性豊かなモデルが多く出演している。個人的に皆整形して同じ顔にしているのでは、と思いたくなるほどの人たちばかりいるなぁ、と思う人もいるのではないでしょうか。きっとそこは理解できない相違点が存在しているのかもしれませんが、理解するにはまだまだ掛かりそうですね。

登場する服の値段に関しても、10代の少年達をターゲットにしていることもあって、そんな金欠気味の学生達にはとっても嬉しい価格のものを多く特集している。時には明らかに購入するには非常に困難な商品を掲載していることもあるが、夢を売る商売ということで眺めているだけで良いという人もいたのではないだろうか。買えたらなお良いと思いますが、中々現実的な問題を解消するには学生の身分では困難な場合がありますからね、金銭面では特に。

出版元について

さて、このMen's eggを始めとしたし雑誌を出版している出版社というのが、実は意外なところだった。これはオタクの、特に腐女子たちには親しみのある人もいるのではないだろうかという『大洋図書』が発行しているというのだ。どこで何がどう繋がっているのかわからないとはこのことだ、まさか大洋図書から発行されていると知ったときはさすがに驚いた。

何故そんなに驚くのかということですが、この大洋図書はBL系の雑誌やコミックスを多数発行していることでも有名な会社で、オタク文化の中ではそれなりに知名度を持っている出版社でもあるのだ。大手かどうかということになれば、歴史も古いため中流に位置しているでしょう。ですがどうしてMen's eggで秋葉系という言葉が誕生するきっかけになった一端を造ることになったのかという疑問は解消されました、まさか出版元がオタク文化にかかわりのある会社、特に当時はまだ広く受け入れられていなかったBLというかなり深みのある域に片足を突っ込んでいれば、特集を組もうと思うのも納得がいくというものだ。

世の中は本当に狭いですね、まさか大洋図書から10代の若者達に送るファッション雑誌が登場してているというのだから、事実は小説よりも奇なり、とはいったものでしょう。