男性ファッション誌、アナタはどれが愛読書?

ラギットな大人に送る雑誌

Free&Easy

ファッション雑誌と言っても、何も若者だけが愛用しているわけではありません。当然ですよね、ファッションは人間として永劫楽しむことの出来る趣味ですから、それを年を取っても継続して楽しみたいと考えている人も中にはいるでしょう。中高年の私達でいうならお父さん世代に当たる人たちもファッションを心がける必要があります。特に社会に出ている人は身なりをきちんと整えていないと、例えスーツ姿だとしても印象が悪くなってしまうんですよね、傾向として。本来格好だけでその人の全てを推し量ることはできないはずなんですが、どうしても見た目で全ての人格が肯定できてしまうと考えている人が本当にいるんですから、不思議なことですよね。本来見た目でその人の性格そのものを理解することは難しいのですが、普段のカッコウを見ていれば性格は把握できると思われている考えは改めなければいけませんね。

ではもしも会社で働いている人の中で、普段は非常に従順な性格をしている中年のおじさんが、普段から心がけている格好が若者が好んでいるようなストリートカジュアルファッションをしている時点で、ハンマーで頭を殴られたような気分になってしまいます。だってそうですよね、イメージとかけ離れた格好をしているだけでその人の印象が全てガラッと変化することは衝撃を受けます。個人の趣味でしているので突っ込みもできないので、受け入れるしかないでしょう。

話がだいぶかけ離れてしまいましたが、本題に移りましょう。というわけで次に紹介するのは、不況と闘って、身も心も頭も擦り切れてしまっている中高年のおじさん達を応援しているファッション雑誌『Free&Easy』をご紹介しましょう。同誌のコンセプトとなっているのは『ラギットな大人を応援する』というところにあります。・・・・・・ラギットって何なんでしょうか、調べてみると『男らしくて逞しい』という意味になっています。簡潔に言えば肉食系ということを指しています。中高年を対象にして肉食系ですか、それはつまり生涯現役宣言しているということですね、社会的制裁も省みないで、というのは無理でしょう。あくどいようなことをしている人は肉食系とは言いませんかね、とりあえず雑誌の紹介を進めていきましょう。

中身の傾向

ラギット、肉食系中高年な大人の人たちに送るファッション雑誌ということなのでワイルドなアメリカンを目指しているような大人になれるための特集を中心に組まれています。日本人がアメリカ人の格好をそのまま真似たところで、違和感全開なんですけどね。正直そのことに気付いていない人をたまに見かけたときには、もう少し違う格好をしたほうが良いよと突っ込みたくなります。格好良い事は認めますが、何事も自分にあっているかどうかをよく把握してこそ、ファッションというものは楽しめるものです。

以前私が街中で見かけた、いやっそれはどうなの?という格好をしているおじさんを目撃したことがあります。全身黒皮製品(天然らしき)で、足も髪も真っ黒で、あまつさえサングラスもかけているんですが、どう見ても肌の具合を見ても40代後半にしか見えない人を遭遇したことがあります。ファッションは個人の自由です、個人の自由ですよ?でも思ったのは、そういう格好は普通芸能人だからこそできるものであって、一般人では中々そういう格好している人少ないのでは、と思ってしまいました。きっと肉食系を目指したかったのですが、着慣れていないとそういうのって浮き彫りになりますから、逆に恥ずかしくなります。

変な例を挙げましたが、こういう中高年がいるように肉食系を目指している男性もいるので、この雑誌の効果もあながち疑う余地もないのかもしれません。どんな年になってもおしゃれを楽しみたいというのは、いくつになっても変わらないということなんですね。ただ年齢を重ねていくごとにオシャレをしなくなる人が多くなっているともいえます。それは体が思うように動くかなくなって、どうしても人と会うにしても労力を使うことになるといった肉体の老化に影響がある人もいるでしょう。

私の父もそういった服装に対してはそこまで興味関心は抱いていない人でした。何を着るにしても自分にとって有益かどうか、という基準で選んでいました。そう聞いたとき、子供の時になけなしのお小遣いで買ってあげたベストもそこまで興味が無かったのか、と思ったら残念でした、といっても成長した後の話なので、さほど気になりませんでしたが。とこ路がそんな父も、最近は出かけるときに私とあるときには服装の良し悪しを尋ねてきます。珍しいこともあるなぁと思ったのですが、後から聞いてみると父は何も無関心ではないということを母から聞かされました。興味は薄いかもしれないけれど、人並みに服装を気にしていると知ったときは正直意外でした。こういうことを思ったらいけないのかもしれないのですが、どうしても子供ながらのイメージでは、あまり服装にこだわっているような感じには見えなかったので、違う顔を見たなと思いました。それ以降も度々時間と出かける都合が合えば、服装について尋ねてきますので、その度に個人的な見解ではあるものの良し悪しを言ってあげています。やっぱりいくつになっても服装を気にするということは変わらないということですね。

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番外編:Free&Easy

少し話を変えましょう、私がこの雑誌の存在を知ったのは実際に買って知ったということではありません。では何なのかというと、実はこの雑誌とコラボレーションした浜崎あゆみさんを独占的に特集した別刊号の雑誌で知りました。この浜崎あゆみさんだけを特集した雑誌であるFree&Easyは同タイトルの曲と連動するような形で販売されたので、当時彼女のファンだったこともあってこの雑誌を良く知りもせずに買っていました。その後、この雑誌が元々どういう性質の雑誌なのかということを知りました。

全然違うんですよね、まるっきり中身が。これは浜崎さん本人を特集しているということだけであって、その内容が他の本誌にも似通っていると思っていたんですけど、まるっきり違っていたので、偏見って怖いなぁと思いました。

ですけど、この雑誌を買って内容を読んでみたら凄く良い出来だったんです。本人がインタビューに答えての内容があったのですが、その一つ一つが非常に丁寧に表現されていて、当時の彼女の歌にも反映されているような人格をきれいに映し出していたのです。文体は書き手によって性質を帯びていくものですから、この当時の彼女のインタビューから見る内面世界を非常に上手に映し出しているように思えたので、よほど優秀な編集者によって作成されたんだなぁと思いました。

しかもこの雑誌の際に、浜崎さん本人が編集者と面と向かって話をしたということもありますから、よほど信頼に値する人間であるとの判断を下せたということを考えたからこそ、この雑誌が刊行されることになったのでしょう。今や日本を代表するアーティストとして活動している浜崎さんですが、そんな彼女の姿を当時からよく知っていた私にとっては雑誌自体が好きで何度も読み返していました。そんな雑誌も創刊してから長い年月が経っています。今後もこうした特別刊も含めた様々な雑誌を作り出して欲しいものです。