男性ファッション誌、アナタはどれが愛読書?

こだわりを追い求める人へ

Begin

ファッションというものに対しての見方こそ千差万別でしょう。毎日毎日服を変えなければいけないということを考えたら、それこそ面倒だと感じる人がいても少なくないでしょう。実際に、高校を卒業して初めて思ったことは制服ってものすごい便利だなぁと言うことです。スーツにも同じことが言えるかもしれませんが、基本的にスーツや征服は決まった格好での出勤や通学をすることになるので、基本的に格好が人によって異なるということはないでしょう。しかし同じではつまらないと感じるのも人の性になります。学生の場合は基本的に制服を改造することは校則で禁じられていることが原則なので、制服を着ながら小物をつけて人と違う、実は自分ってオシャレなんだぜということを表現しようとしています。スーツを着ている場合にはアパレル関係者はまた別の話になりますが、スーツを着てデスクワークなどをしている人にとってはシャツの色を変えたり、ネクタイの柄を変更したり、あるいは髪型を変えたり、などといったことで毎日の服装の中に一味違ったものを取り入れているでしょう。

中高年のスーツは特にオシャレとは縁遠い存在になっているという印象を受けます。だからと言って普段仕事を行くにしてもどこかファッション的な要素を加えるためにと何かセンスを上げるための道具を求める人には、この『Begin』がお勧めの雑誌となっています。この雑誌、私も買ったことがあるのですが、服関係の情報が沢山欲しかったときに買ってしまったので、中身を見たときは自分が求めていたものと少し違ったのでガッカリしました。そして何より掲載されている商品に大半が高額なものばかり載っていたので、手の出しようがありませんでした。思ったことは、もう少し年を重ねてからまた読もう、との結論が下りました。

中身の傾向

この雑誌こそ働く中高年のためのファッションアイテムを特集している、と断言できるでしょう。誌面にはサラリーマンが普段から使用している腕時計やネクタイを始め、ワイシャツや革靴などビジネスアイテムとして活用することになる日用品を多く取扱っているのです。仕事用という側面が強いこともあって、華美なものはあまり掲載されておらず、それゆえに仕事での活用することを考えたときにはこの雑誌が重宝することになります。こういう仕事の時にちょっとしたセンス感溢れる小物を使っている瞬間を見せ付けられると、仕事ができる大人って見られるかもしれませんね。実際にできなかったらどうしようもないですが。

同誌の特徴としては、最新の流行に沿った新しいモデルの時計などを特集していることもありますが、どんな流行が流行っていても定番中の定番商品として扱われているものをよく紹介していることでも知られています。定番商品といえば、大概が安定なので基本的にどのシーズンでもあわせられることを考えたら安心でしょう。特に仕事をしている人にとっては、あまりにも奇抜なものを利用していても見せびらかしたいのかということになりかねませんので、そういう場合は基本的に誰がつけていても安心なものを使用していた方が無難といえば無難になります。人によっては定番なんて使用できるか、と考えている人もいるかもしれませんが新しいものであれば良いという道理もないでしょう。最先端の者を手に入れることができれば、それこそ嬉しいに越した事はありません。ただ新しいものはどうしても高価であるために中々手が出しづらいということも事実です。毎月毎月少ないお小遣いで必死に生計を立てているサラリーマン中高年からすれば、片身の狭い中を更にファッションに使うとなれば、それこそ膨大な金額が掛かってしまうことも考えられます。そうなると、せっかく自立できるだけの経済力を手に入れることができたのに、学生時代から金銭的な問題が解消されていない、なんて問題は聞きたくありません。悲しくなりますから。

あまり調子に乗せられないで

こういうファッション雑誌に特集されているモデルが着ている服をそのまま着れば何も悩むことなく様々な問題がいっぺんに解決するんのでは、と考えたことありませんか?私もあります、雑誌に載っている服をそのまま着れば諸々の悩みがいっぺんに解決することができる、と安易に思ったことがあります。結果として、それは非常に無駄な考えだったなと思うようになりました。確かにファッション雑誌を見て欲しいものを買う分には構わないかもしれませんが、あまりにも雑誌に掲載されているコーディネイトをそのまま転用する勢いで利用することは少し控えたほうが良いでしょう。確かにファッションを楽しむということを考えたときに、何も知識がないときにはその内容をそのままアドバイスというように利用する子とも一つの手段ですが、ですが雑誌は様々な人が購入しているということもあるので、もし限定的な空間である電車に乗ったときには雑誌を読んでいる人がいてもおかしくありません。その場合、雑誌のままの転用をしているのは簡単に見抜かれてしまいます。まぁでも見知らぬ人に何を思われても気にしないという人であれば問題ないでしょうが、そうでない場合にはあまり乱用していると逆に恥ずかしくなってしまいます。雑誌の服をそのまま利用することは別に間違っていないことですが、あくまで参考程度に見るにとどめておいたほうがいいのです。雑誌のコーディネイトをそのまま利用し続けてしまうと、オリジナリティもクソもなくなってしまいます。これはマジです。

新しいことを開発するということは人間の素晴らしい能力の一つでもありますが、これをするにはかなりの労力を要することになります。そして疲れも出てきます。そうなると既存の者を汎用して利用していくということが一番らくだということを自覚していくので、そうなれば新しいことを無理に開発しないでそのまま今あるもので定番化していくということになります。ファッションというものの本質は定番や安定ではなく、進化と変化といった変革的な性質だと考えています。もちろん定番の商品が人気なのも分かりますが、ファッションというものは人がしないような格好することでその本質を存分に発揮することになると考えられます。それに、どうせだったら楽しくファッションを楽しんでいればきっといろいろなことがもっと楽しくなるかもしれないでしょう。

あまりにも汎用的に活用することはお勧めしないということを話していますが、その理由としてはもう一つあります。あまりにもがちがちで、今流行っているものばかりを身についているからといっても、あっちにもこっちにも流行を取り入れてしまっては、どこを主張したいのかが分からなくなってしまいます。ファッションは新しいことに越したことはありませんが、新しいものというものは身につけるもののどれか一部でもその効果を十分に発揮するものです。このBeginにしても、時計とネクタイの二つを新品にするのではなく、どちらか片方を新しくするだけでも全く異なる印象を持たせることができます。これだけでも十分に効果があるということです。それに気付かないで、服装に髪、小物にバッグに足元の靴、等といった全身最新アイテム尽くしの格好は格好言いを通り越してダサい、と見られがちになります。おしゃれしているつもりでも、意外と最新アイテム取り入れすぎてダサくなってしまっている、なんてどうしようもないですよね。

ファッションを楽しむ際にも、緩急をつけることが大事ということになります。